用途開発を考えていた熱処理サザンイエローパイン（SYP）。これにちょっと表面加工をしてみました。国内で流通する、価格的にリーズナブルな表面加工のフローリング/パネルは、20㎜厚のパイン ノッティグレード。これと比較してみた場合

○　国内で表面加工するため、価格的には熱処理SYPが多少高くなるかもしれないが、結構いい勝負だと思う。さまざまな加工がチョイスできるのが利点。
○　熱処理SYPはクリアーグレード。20㎜パインも一部ではクリアーグレードもあるが、価格的にはSYPが断然お得。
○　やや濃い色目を希望される場合、SYPは魅力。色目が濃い樹種は一般的に価格が高いので・・・。
○　フロアー以外の用途の場合、10㎜厚のSYPは圧倒的に使い勝手が良い。室内に半年以上放置されているが、反りがまったくなく平ら！これは熱処理材の最大の特徴の1つです。

ということで、なかなか魅力があるのではないかと感じています。11月のジャパンホームショーでは参考商品として、さりげなく展示してみたいと思います。