アルダー120定乱尺フローリングABグレードオイル塗装。比重が0.45程度と比較的柔らかいため、欧米では家具での使用が非常に多いです。フローリングとしては節材の散孔材広葉樹としても大変魅力があり、日本では一部の業者が19×127㎜前後のアメリカンサイズを展開しているようですが、まだまだ広く認知はされていないかもしれません。

当社では、節あり散孔材として熱処理バーチ130定乱尺（設計価格15,500円/m2）を展開しているため、アルダーは添付写真のようなきれい目なグレードとしてあります。

木目が主張しない散孔材の代表格はメープルやカバ/バーチですが、ピンク系となるとブラックチェリーか西南樺あたり。チェリーは高価で経年変化により結構濃い赤褐色に変色するため、合わせにくいのか？？実は意外と敬遠されがちです。西南カバは比較的表情に乏しく90㎜ユニが主流なため、ピンク系幅広クリアーグレードとなるとこのアルダーがドンピシャになります。

経年変化に関してはまだまだ実績が少ないのですが、日当たりが良い場所での1年程度の変化としてはやや黄色味がかってくるのではないかと思われます。設計価格はオイル塗装で13,000円/m2、年明け1月か2月頃から供給開始です！