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パイン着色オイル塗装の7年後

関連情報 | 2013.09.25

私の自宅の床は北欧のパインです。多くの方がご存知の通り、芯はやや赤み掛かった、辺材は黄色掛かったいわゆる白木ですが、これはオスモオイルでダークブラウンに着色してあります。

コストパフォーマンスが高く温かみがある北欧のパインは、一般的に含水率の調整もしっかりしたものが多く、人気のある”定番”フローリングと言えると思います。インテリアのイメージに合わせてオイルで着色される方もいらっしゃるでしょうが、条件によっては後々不満に思われる方もいるかもしれませんので以下参考にしてみてください(毎日見ていると案外気にならないものですが・・・)。

ここはメインの動線からは外れていますが、多少は人通りがある場所です。子供が3人おり、最近では中型犬も飼っている”悪条件”のため、塗装がはがれ多少キズも目立ちます。また、フローリングの幅が135㎜と広いため、若干お椀型に反っている箇所もあり、段差ができてしまっているエッジ(写真右隅)では一番高い部分に添って塗装が完全にはがれてしまっています。

 

 

後の2つの写真は、家族が一番集う場所のフローリング表面です。夏目(夏場にグングン成長した柔らかい部位)が大きく摩耗して、色が剥げているというよりも、木目に添って木を削り取ったような”浮づくり”状態になっています。

 

 

ただし、節周りは堅いため摩耗せずに色がそのまま残っています。

マットやラグを敷いた場所(キッチンやリビングなど)ではジクジクジクジクと面で小刻みに摩耗していくため、部分的にまだらに表面の塗装が剥げることもあります。

パインとはテイストやイメージはかけ離れてしまい、”濃い色”とも言い難いですが、クルミ90セレクトはお勧めです。トップグレードで作ると色味も明るめで木柄もややつまらない印象になってしまうのですが、ワンランクグレードを下げることで無垢感がぐっと増し、やや茶色掛かった色味が”濃いめの床”を求めているお施主様の心のどこかにちょっとだけフックするのではないかと思います。

 
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