ノッティグレード

誰もが知っている人気で定番のパインフローリング。現地価格が安定しており、ユーロ安と相まって近年では無垢フローリング界随一の価格安定性とコストパフォーマンスを誇っています。

パインの産地は世界中にありますが、国内に流通する節ありのフローリングとしては北欧～ロシアの赤松や中国の障子松、アメリカのロッジポールパインなどなど実は種類が豊富です。また、産地が違えば表情も違うし、製材方法や使用する丸太の部位によっても見た目の印象が変わり、細かい部分まで突き詰めていくとナラやカバとは違い、実は非常に奥が深く”もっとも難しい”樹種の１つと言えると思います。

海外から輸入したままの状態で施工し、（お施主様が）現場塗装すれば一番安上がりですが、国内の塗装工場できれいにパテ補修をし、表面にサンダーを掛けてからオイル塗装をすれば原価は1.5～2倍近くに跳ね上がります。

着色オイルで塗装、というパターンも多いですが、既製品の着色塗装品は実まで塗装されている場合が少なく、施工後に収縮して隙間ができた場合には隙間部分の”白さ”が非常に気になります。

施工前の段階で反っている商品も見受けられますし、表面にナイフマーク（横筋）が出ている商品はざらに出回っています。現地でパテ処理までしっかりしている商品は多くはなく、ストッキングが伝線してしまった、などという話は非常にありがちです。

当社のパインフローリングは15×111と135mmで長さは1820mmと3900mm（エンドマッチあり）。通常のノッティグレードととてもリーズナブルな価格のラスティックグレードの2グレード。

それぞれのお客様のご要望に応じて、カスタムメイド対応をしておりますのでお気軽にお問い合わせください。

ナイフマーク

補修がされていない欠け

うまく使えば猛烈にコストパフォーマンスが高いラスティックグレード